2015年9月25日金曜日

スペイン3日目 バルセロナ グラナダ 日帰り アルハンブラ宮殿 vueling 航空 空港バス シャトルバス

2015-09-20
LCCでバルセロナからグラナダへアルハンブラ宮殿日帰り旅行
(閲覧が多いようですが、バルセロナからグラナダ・アルハンブラ宮殿へ日帰りで旅行することは十分可能です。航空券購入・時間帯は、リンク参照
 グラナダ空港〜グラナダ市街地はバス往復
 グラナダ市街地〜アルハンブラ宮殿は、往路シャトルバス
 復路アルバイシン地区へ徒歩
ブエリング航空チケット購入
アルハンブラ宮殿チケット購入

カタルーニャ広場早朝5:00始発のAEROBUSでバルセロナ・エル・プラット空港へ。
ブエリング航空の搭乗は予想通りチケットレス。ブエリング航空チェックインカウンターはかなりの混雑であったが、当方は座席指定済みで、かつ、預ける荷物も無いので、混雑を横目に直接検査場へ。その入り口ではチケットの提示を求められたが、あらかじめ印刷しておいたboarding passを提示し、すんなり検査場も抜け、搭乗もできた。通常の搭乗チケットは最後まで発券されず。これは帰りのグラナダ空港でも同じ。
早朝のバルセロナ空港


朝食とブエリングのboarding pass




飛行機窓からグラナダの風景

ブエリングの機体
グラナダ空港はローカル空港。
タラップで地面に降り、空港建物へは徒歩で。



グラナダ空港内

バス停がある出口
バス停がある出口の位置

出口を出て正面。ここにはバスが待機していた。
運転手さんが「こっち、こっち」と手招きしてくれたので、
アルハンブラ?と聞いたら、「そうだ」と。
その彼に、このバスは市内のどこに到着するのか聞いたら
「グラン ビア」だと教えてくれた。

バス料金は3€

空港出口左にはタクシーもいたが、
これに乗ろうとする人はほとんどいなかった。

バスは高速みたいな道を東向きグラナダ市内へ。
途中、地元民らしき乗客を下ろすために寄り道。
イレギュラーなことなんだろうけど、まあ、田舎だし。

バスターミナル ちょっとだけ寄り道。
これは通常ルート。数人下車。

グラナダ市内は路面電車が走っているようだ。
(まだ完成していなかったのかも) 

30分くらいでグラン ビア。
googlemapで見ても分かりにくいが、
具体的には「グランビア・デ・コロン通り」の
Catedral de Granada東南角付近に到着。
ここが空港からのバスの終点。
(空港行きのバスはこことは違うところから出発する)

黄色のところが グラン ビアバス停


目指すは、Plaza Isabel La Catolicaの
ロータリーにいる、赤白のシャトルバス 


既に先客多数。 

Plaza Isabel La Catolicaを停留所側から見る。

あのC3バスに乗るのだが、どうにも調子が悪いらしく、
わずが10mの距離も走れず客の目の前でエンスト。
で、脇に待機していた別方面行きのバス2台を急遽
C3に変更して30人ほどの乗客を乗せてくれた。



バス経路

10分ほどで宮殿チケット売り場の少し下に到着。
女性ドライバーだったが、きついカーブ&急勾配の細道を
けっこうなスピードで飛ばしてくれる。
どこかにつかまっていないと、ひっくり返りそうなほど。
乗客のおばちゃんらが、カーブの度に
きゃぁきゃぁ言っていた。

C3のバス料金は1.2€ 乗車時運転手から直接買う。

アルハンブラ チケット販売&交換所
事前リサーチではよくわからなかったが、
ここが入場券の販売所やインフォメーションの
あるメインの建物。
右側の別棟では、おみやげものを売っていた。
その奥に発券機があるとの情報であった。
当方クレジット予約購入しているので、
係員にその発券機の場所を聞こうとしたが、
予約者であっても、この列に並ぶように指示された。
当日は発券機の調子が悪かったのかもしれない。

しばらく待って中に入り、窓口で
クレジットカードを提示、入場券を入手。


Palacios Nazariesの入場時間を念押しされた

もらったパンフ。スペイン語のみ、とのこと。

同じ建物の右に入り口

入り口を反対側から

水色のところがインフォメーション等。
(赤の線は全部見終わった後の徒歩復路。)

正面がナザレ方面へのルート。
まず最初は右手側のヘネラリフェへ行く。

ヘネラリフェに向かう途中、左手側に
ナザレ建物群が見える

美しい庭園の垣根は糸杉
”スギ”といいながら、ヒノキの仲間

日本人ツアー団体がいたので、これにこっそりついて、
解説を聞いたりした。しかし、そうたいした説明でもなかった。
それよりもこの団体、ものすごいスピードで先々に進んでいくので、
いつのまにか、当方おいてけぼりになってしまった。
でも、こんなに綺麗な庭園なんだから、もっと時間をかけて
じっくり鑑賞したらよいのに。とっても勿体無い。やっぱり、
アルハンブラはフリープランでじっくり観たほうがだんぜん良い。


ヘネラリフェ




ナザレ入場時間が近づいてきたので、入り口に戻る。

ナザレ方向に歩く



寄せ木細工の店があったので、
コースターを購入。

チャールズV宮殿のなか。

ナザレ入場列の先頭は、このチャールズV宮殿外側の
北西角を一段下がった所に設けられている。

列先頭は、この宮殿外北西角すぐだが、
禁止テープがある。なので、ここから直接は行けず、

すこし西側から回り込むように列が作られる。
(写真は最後尾ができる付近から前方を見た構図)

何時の回の列に並んでいるのか知りたかったので、
日本人らしき人にその人の指定時間を聞き、
自分の回が次であることを知った。

ナザレは時間指定。だが、自分の時間に遅刻してきた
客がいて、次回以降の入場列ができていても、
あらためて列に並ばせることも無く
その脇をさっさと入場させていた。
つまり、多少遅刻しても大丈夫ということ。
常識的な対応だろう。
ナザレの建物からは、アルバイシン地区がよく見える。

言葉が分かりそうな他の客にカメラを渡し写真を
よく撮ってもらった。断られることはなかった。
高めの機種を持っている東洋人かドイツ人が狙いめ。



Alcazaba
中学生のころ、この風景を版画の元絵にした。
あれはここのことだったなんて、全然知らなかった。
思いがけない感動の再会。いや、それどころか、
強烈な懐かしさに襲われ、
一瞬身動きがとれなかった。

その元絵は、美術の教科書に載っていた、
この構図そのものの写真。
当時は手前にいくつもある四角形が何なのか
理解できず、不思議な風景だなあと思っただけだった。
今回、つぶさに観察。これは建物の基礎だ。
これを土台とし、木造の壁や屋根をかけ、
警備兵の宿舎や武器庫などにしたのだろう。

アルバイシン地区


復路、ナザレとヘネラリフェ間の谷間の
小道を徒歩、アルバイシン地区への早道。
ルートは上図に赤線で示したとおり。

ナザレ方面入り口の橋上から復路を見下ろす


一旦宮殿敷地を出てから、ここ

事前リサーチでは、この道の情報が無く、通行は
危険かもと思っていたが、当日は他に歩行者も多く
全く大丈夫であった。下り坂、勾配が急。

アルバイシン地区と宮殿間の谷間
パードレ・マンホン通りに出る。




谷間を下りPlaza Nueva
白いパラソルの露天でピザとパエリアとビールが美味。
暑い日だったが、ここはミスト噴射で快適。

歩いてアルハンブラに登る場合は、
ここから。

Tienda De La Alhambra
シャトルバス乗車にもし失敗したら、徒歩で
宮殿まで行くつもりであった。その場合、この
発券機で券を入手するつもりであった。 

これで発券するのだろう。

Catedral de Granada
時間があったので、ここも中を見学。
王の墓があった。


空港行きバスのりばに着くまでに
タクシー乗り場がある。 
空港へは22€(右側の25€は休日料金?)

 【2017-11追記】
 ご注意!! 空港行きバス停の位置は、ころころ変わるようです。
 以下は、2015-9の情報です。現在、ここには空港行きバス停が無いようです!!
さらに少し南に歩くと、空港へのバス停。

事前情報の時刻とは違っていた。日曜日だから?
毎正時すぎにバスが来るはずと思い、16時すぎのに乗ろうと
思ってやってきたが、ちょうどその時間帯だけ、無い。
しょうがないので、ひとつ東の通りの木陰に
ベンチがあったので、座って待つことにした。

バス停を道路の反対側から撮影。
赤丸は空港行きバス停、緑丸はタクシー乗り場
旅行カバンを持った他の観光客が
待っているので、すぐわかる。

待っていると、バスが反対車線を通過し、
往路と同じ運転手が手を振ってくれた。
通過したそのバスは、Uターンして我々が待つ
バス停に到着、数人の客を乗せて空港へ。



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